アイディアの発想法~「ゴードン法」をマスターしよう~

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マーケティング・広告・コミュニケーション業界など企画屋さんの1年生の悩み。

  • アイディアが全然思いつかない…
  • アイディアが思いつくための実践的な方法を教えて欲しい!

こんな疑問に現役コミュニケーションプランナーがお答えする、アイディアの発想法シリーズをお届けします。

今回のテーマは連想する発想法の1つ、ゴードン法です!

INDEX

  • ゴードン法とは?
  • 何があると便利?
  • ゴードン法のやり方は?
  • まとめ:ひとりでもアイディアは出せます

それでは早速見ていきましょう!

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ゴードン法とは?

ゴードン法はアメリカの製品開発分野のプロフェッショナルとして有名なウィリアム・ゴードンが開発した技法。
固定概念に捉われずに新たなアイディアを生みだすために、チームで行うブレインストーミング(以下、ブレスト)から派生した発想法です。
(*)3~4人以上で行うといいと思います。

リーダー以外は、本当のテーマを知らない状態でアイディアを出す

いわゆるブレストは、何か決められたお題に対して参加メンバー全員が自由にアイディアを出し合いながら意見を積み重ねていきます。

一方ゴードン法は、

  • 本当のお題:(例)新しいスマホの開発
  • ブレスト用のお題:(例)さまざまな触り方

の2つのお題を使用し、リーダーのみが本当のお題を知っている状態から始まります。

他のメンバーは全員、本当のお題を隠された状態でブレスト用のお題に対してアイディアを出してくスタイルです。

何があると便利?

アイディアを書き込むペン

アイディアを書き込むために、油性ペンがあるとイイですね。

大きな模造紙かポストイット

参加メンバーがみんなで書き込めるサイズの大きめの模造紙が便利です。

ホワイトボードを使ってやるなら、ポストイットを使いましょう
正方形の50㎜×50㎜のやつが使いやすいです。

ゴードン法のやり方は?

時間を区切って2回ブレストを行います。
ざっくりとした流れは下記です。

  1. 「本当のお題」と「ブレスト用のお題」の決定
  2. 「ブレスト用のお題」に対して、色々連想してアイディアを出してみる
  3. 「ブレスト用のお題」に対して出たアイディアを「本当のお題」に繋げてみる

ひとつずつ解説しますね。

1.「本当のお題」と「抽象的なお題」を決める

「本当のお題」は、リーダーだけが知っています。
ここでは仮に、これまでにない新しいスマホの開発としてみましょう。

本当のお題:これまでにない新しいスマホの開発

「ブレスト用のお題」は、「本当のお題」の機能や使い方に着目します。
ここでは、スマホはいつも持ち歩くものだという考えのもと、持ち歩きたくなる様々なものをブレスト用のお題にしてみます。

ブレスト用のお題:持ち歩きたくなる様々なもの

このブレスト用のお題を変えるだけで、全く違うアイディアが出てくるのが面白いところですね。

2.「ブレスト用のお題」に対して、いろいろと連想してみる

先程の設定した持ち歩きたくなる様々なものをもとに、メンバー間で自由に連想しながらアイディアを出し合います。
仮にここでは、腕時計というアイディアが出たとします。

持ち歩きたくなる様々なもの:腕時計

リーダーは、メンバーのアイディアを否定しないこと!

本当のお題を知っているリーダーが否定的な意見を口にすると、メンバーは自由に発想が出来なくなります。これだけはしないようにしましょうね。

3.「ブレスト用のお題」に対して出たアイディアを「本当のお題」に繋げてみる

ブレスト用のお題に対するアイディア出しが落ち着いたところで、リーダーから「本当のお題」を発表します。
そのうえで次は、ブレスト用のお題に対して出てきたアイディアと、本当のお題を繋げていきましょう。

改めて現状を確認しておきます。

本当のお題:これまでにない新しいスマホの開発

抽象的なお題:持ち歩きたくなる様々なもの

持ち歩きたくなる様々なもの:腕時計

今回のケースでは、これまでにない新しいスマホ腕時計を繋げてみます。
…もう何が生まれるか想像が出来たのではないでしょうか?笑

そう、Apple Watchの出来上がりです。

このように、ゴードン法は固定概念に縛られることなく全くの新しいアイディアを生み出すことが出来ちゃいます。

おまけ:一人でもアイディアは出せます

今回はチームで新しいアイディアを発想するためのゴードン法をご紹介しましたが、日々の業務では1人でアイディアを考えないといけない状況も多いでしょう。

もし継続的にアイディアをだすことに悩んだら、
アイディアが思いつく様になる習慣についてまとめていますので、是非読んでみてください。

これからも色々とアイディア発想法をご紹介していきますが、体系的に勉強したいという方にはこちらの本がおススメです。

ブレイクスルー ひらめきはロジックから生まれる

アイディアがひらめくためのロジカルな思考術が体系的にまとめられている僕のバイブルです。
大手広告会社博報堂出身の木村健太郎さんと磯部公毅さんが書いた本になります。

【マーケティング・コミュニケーションを仕事にしている人は必読】
手書きの戦略論 「人を動かす」7つのコミュニケーション戦略

こちらは、1つ前にご紹介した本を書いた磯部公毅さんが書いた本。
マーケティング・コミュニケーション関連の仕事をしているならば、この本は必読です。
アイディアの発想法ではないですが、プランニングの手法について体系的にまとめられています。
戦術ではなく戦略の発想法、と言えるかもしれませんね。

それではいいアイディアをこれからも。
Let’s studying..!!

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