アイディアが思いつく様になる2つの習慣

更新日:

広告・コミュニケーション業界に入ったばかりの悩める若者へ向けて。

「アイディアを求められるけど、全然思いつかない」「アイディアが思いつきやすい頭をつくりたいけど、何をすればいいの?」

こんな疑問にお答えしたいと思います。

INDEX

  • アイディアが思いつく様になる「インプット」
  • アイディアが思いつく様になる「アウトプット」
  • 習慣が大事

僕は現在、中堅広告会社のコミュニケーションプランナーとして、
日々プロモーションやキャンペーンのアイディアを生み出し続ける仕事をしています。
プランナーとしてこれまで5000個以上はアイディアを出してきていると思います。

もちろん、僕は天才タイプではなく、控えめに言って凡人タイプです。
企画が好きだけども、アイディアがポンポン浮かぶタイプでもありません。

そんな僕でも今では何とか、、、アイディアを求めてチームやクライアントから指名で仕事を貰えるようになってきました。
もちろん上を見ればまだまだひよっこですが、割とアイディア脳が出来てきたと感じています。

ひよっこながらにお伝えできることもあるのではないかと思い、これまでアイディア脳をつくるためにやってきて良かったと思うことを、ご紹介したいと思います!

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アイディアが思いつく様になる「インプット」を楽しむ

この記事を読んでくれているあなたはおそらく、マーケティングや広告会社などに入って間もない企画ビギナーさんのはず。

まず始めにお伝えしますが、よほどの天才でない限り、なにもないところから最高のアイディアは出てきません。
今日明日努力しただけでは、世の中をあっと言わせ、イノベーションを起こすような素晴らしいアイディアを生み出すことは、正直不可能に近いです。

まず大切なのは、既に世の中で認められている素晴らしいアイディアを知り、それをストックすることで自らの血肉に変えること。

インプットこそが全てのアイディアの始まりです。

このことを念頭に置いていただきながら、見ているだけでもワクワクするアイディアのインプットを楽しみましょう。

事例サイトからアイディアをピックアップする

ネットで調べると、実はたくさんの「プロモーション事例サイト」が存在します。
そこで掲載されているのはどれも実施された=クライアントがいけると判断して成功した素晴らしいアイディアばかりですので、片っ端から目を通して気になるものをピックアップしていきましょう。

とはいえ、どの事例サイトが良いのか探すのも面倒だと思うので、僕が普段使用しているおススメの事例サイトをいくつかご紹介しておきます。

 

AdGyang(アドギャング)

AdGyangはPR TIEMESという会社が運営する事例サイトです。
毎日たくさんの事例が掲載され、ひとつひとつに独自の解説が加えられています。
特に海外の事例が多いのが嬉しく、いい意味で固定概念にとらわれていない発想がとても勉強になります。

»AdGyang

AdverTimes(アドバータイムズ)

AdverTimesは、宣伝会議が運営するニュースサイトです。
実施されたプロモーション事例はもちろん、イベントやセミナー情報なども豊富です。
特に国内事例を探したい場合に使用するとよいでしょう。

≫AdverTimes

電通報(でんつうほう)

日本最大の広告会社である電通が運営するメディアです。
これは細かく言うと上でご紹介したような事例サイトではないのですが、一つの紹介事例に対して関わる担当者の考えや苦労話などが掲載されることが多いです。
なぜそのアイディアが思いついたのか?という根っこの部分から知ることが出来る、数少ない情報源として重宝しています。

≫電通報

ピックアップしたアイディアを、自分だけのデータベースにまとめる

見ているだけで楽しいアイディアばかりですが、読んでいるだけではただの娯楽です。
事例サイトで気になったアイディアは、しっかりと自分用のデータベースにどんどんと溜めていきましょう。

出来ればページをお気に入りに入れるなどではなく、自分でまとめなおした方が吸収率が高いと感じています。
Evernoteなどのクラウドメモを活用してもいいですが、あとで見返した際にどんなアイディアだったかを一瞬で思い出せるように意識したまとめることが大事です。

まとめる際に押さえておきたいポイント

  • 商品・サービス(業種)
  • アイディアを一言で言い換えたタイトル
  • 簡単な概要
  • 内容がイメージできる画像
  • このアイディアが成功した理由(ここはなるべく、自分なりに考えることが大切です!)

パワーポイントで簡単にまとめるのがおススメ

僕の場合は企画書もパワーポイントで作成するので、アイディアをまとめるデータベース用のファイルをつくって管理しています。
1スライドに収まる様に簡単なフォーマットをつくることで、インプットの作業効率は格段に良くなりました。


画像があらくてすみません…。

パワポでまとめ始めた当初のものですので今は少し改良を加えて使用していますが、ポイントは押さえているので、大きく骨組みは変わっていません。

是非皆さんも、自分で使いやすいフォーマットをつくって、自分だけのデータベースを作成しましょう!

事例サイトはRSSリーダーで効率的にチェック

FeedlyなどのRSSリーダーを使うと、複数のWEBサイトの更新した記事がまとめサイトの様に一覧で見れるのでオススメです。

詳しい説明はGoogle先生にお任せしますが、先程ご紹介した事例サイトを見れるように設定しましょう。
参考までにFeedlyのリンクも貼っておきますね。

≫Feedly

普段の生活で見つけたアイディアもストックする

意識して生活すると、普段の生活にも素晴らしいアイディアはたくさん隠れています。
家から駅までの間や通勤途中の電車の中、ランチで入ったお店での取り組みなどなど…。

そこで「面白いことやってるね」で終わってしまってはもったいないので、全部メモしてストックしましょう。
写真はスマホでも撮れるし、アイディアの概要もネットで検索すればいくらでも出てくる時代です。

ネットとリアルで出会ったアイディアをどんどんあなただけのデータベースにストックしていきましょう。
これが後々のアウトプットの際に、これ以上とない最強の武器になります、、!

また最後に、打ち合わせで出てきた他の人が考えたアイディアも、イイなと思ったらメモしましょう。
できれば、なぜそういうアイディアにたどり着いたか聞いてみることをおススメします。

プライドを捨ててガンガン聞いちゃいましょう。

アイディアが思いつく様になる「アウトプット」を楽しむ

アイディアのインプットが楽しくなってきたら、次は実際にアウトプットを楽しみましょう。

ここではアイディアの質よりも、量を意識して取り組んでいきます。

お題を設定して、自分で勝手にアイディア出しをしてみる

お題が無いとアイディアを出す必要もありませんので、簡単にお題を設定したいと思います。

お題:「馬鹿やろう」というJ-POP男性グループが8月1日に新しいアルバムを発売する。発売タイミングで話題化を狙うプロモーションアイディアを考えよう。

もちろんすべて架空のものですが、こういう前提情報の少ないお題って結構多いです。笑

ちなみに今既に抱えているお題があったらそちらで考えてもOKです。

お題をキーワード化する

与えられたお題を、一つ一つのキーワードに分解します。

今回の場合だと、

「馬鹿野郎」「J-POP」「男性グループ」「8月1日」「新しいアルバム」「話題化」

くらいなものでしょうか。
この辺りは、出来るだけ意味を持った一つのキーワードに区切れていればOKです。

キーワードを選んで、ひたすら連想する

先程分解したキーワードの中から特徴的なキーワードを選んで、
ひたすら連想ゲーム=“○○と言えば○○”を楽しみましょう。

ここでは仮に、「馬鹿やろう」を選んで連想してみます。

「馬鹿やろう」と言えば、「馬鹿」

→「馬鹿」と言えば、「馬と鹿」

→「馬と鹿」と言えば「牧場」

アイディア:「馬と鹿のいる牧場で発売記念ライブ」

調子に乗って、ほかのパターンでもう一つ。

「馬鹿やろう」と言えば、「いかりや長介」(亡くなられた俳優さんです)

→「いかりや長介」と言えば、「ザ・ドリフターズ」(お笑い芸人です)

→「ザ・ドリフターズ」と言えば、「8時だョ!全員集合」(昔の超人気テレビ番組です)

アイディア:「男性J-POPグループ“馬鹿やろう”がザ・ドリフターズのコスプレをして、夜8時のテレビ番組の直前に流れるTVCMで“8時だョ!全員集合”のパロディCMを放送する」

連想先が古いものですみません。笑

…思っ退場に簡単にくだらないアイディアが出来ました。

くだらないけど、これでいいんです。

アイディアが思いつくようになる頭をつくるために、まずはアイディアが生まれてくる感覚を知ることが大事なのです。

更に「8月1日」なら「山の日」など、他のキーワードからも連想を繰り返せば、それなりの数のアイディアが出来るのではないかと思います。

自分だけのアイディアデータベースを、つかってみる

さらにアイディアを量産するために出てくるのが、事例をピックアップしてつくった、あなただけのデータベースです。

データベースのアイディアを一つ一つ検討する

データベースに蓄積してきたたくさんの事例をひとつづつ見ながら、今回のお題に使えないかを検討しましょう。

例えば11月11日をポッキーの日としたアイディアをインプットしていれば、
アルバムの発売日を“馬鹿の日”として勝手に制定してしまう、などのアイディアが出来るかもしれませんね。(繰り返しになりますが、安直すぎでも大丈夫です。ご安心を。)

こうしてデータベースを活用する癖がつくと、「こういう時はアのアイディアが使えそうだな」という経験則が出来上がり、アイディアを量産する効率がどんどん上がっていきます。

さて、ここまでの工程を経ると結構な数のアイディアが生まれているのではないかと思います。

目標は、1つのお題に対して最低20アイディアをつくること

これを繰り返していくと、本番のアイディア出しの時にも自由にたくさんのアイディアを出すことが出来るようになりますので、どんどん連想して、アウトプットを楽しみましょう!

また経験値が上がってきたら、こうして生まれてきたアイディアをお題の背景にある

  • 目的
  • ターゲット
  • 使用想定メディア

などを考慮しながらアイディアのブラッシュアップをすることも忘れずに!

習慣が大事というお話

ここまでご紹介してきたインプットもアウトプットも、1日でやめてしまっては全く意味がありません。
冒頭でも述べたように、天才でもない限りはそんなに簡単にアイディアは生れてくるものではないのですから。

まずは1日30分を1カ月、インプットかアウトプットの時間に使いましょう。

ちなみに僕はかれこれ1年以上、毎日出勤して最初の30分~1時間をこの作業にあてています。
今日始めれば1カ月後には、驚くほどたくさんのアイディアが生まれてきていることだと思いますよ。

もっとちゃんと勉強する

ここまで偉そうにアイディアが思いつくための習慣について書いていますが、僕もまだまだひよっこプランナーです。

確かに、この記事の通りに続けて頂ければそれなりの力はつくと確信はしています。

ですが、皆さんがもっと素晴らしいアイディアを生み出して、もっと面白い世の中をつくってもらうためにも、もっともっと貪欲に勉強してほしいと思っています。

本で体系的に勉強しよう(バイブルをご紹介)

もっと貪欲になって勉強したいと思ったあなたに、僕がこれまで読んできた中でアイディアを生み出すためにとても参考になったバイブル的な書籍を2冊ご紹介します。

ブレイクスルー ひらめきはロジックから生まれる

元博報堂の木村健太郎さんと磯部光毅さんが執筆した書籍です。
記事でご紹介した連想する方法も含めて、たくさんの発想法がロジカルにまとめられています。
アイディア出しに困ったときに、立ち返って何度も読み返して勉強しています。

企画は、ひと言。

これは僕が初めて企画・アイディア提案で困ったときにお世話になったもので、テレビ放送作家の石田さんが書いた書籍です。
考えたアイディア・企画が相手に伝わるために、どうブラッシュアップすればよいのかが分かりやすく解説されおり、とても参考になります。

最後に、僕のTwitter(@marugomegannba)でも日々のプランニング的な思考などを呟いてますので、是非フォローお願いします!

Let's studying..!!

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