プロモーション事例「2000体のテディベア」を解読

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世界で「奴隷」と隣り合わせの生活を送る子どもたちの現状をご存知ですか?

今回は世界に向けてメッセージを発信する啓発プロモーションをmarugome視点で解読したいと思います。

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子ども時代は取り戻せない

世界の子どもたちを支援するチャリティー団体World Visionが、奴隷状態にくるしむ子どもたちの現状を伝えるためにイギリスで“2000体のテディベア”を路上に放置するアンビエント施策を打ち出しました。

Hope(希望)と名前を付けられたテディベアの腕には、世界の子供たちの窮状が記されたタグが巻かれおり、手に取った人が#sharehopeとつけてSNSに写真を投稿することで問題への警鐘を広めようとしたものです。

https://www.instagram.com/p/BqP-cZUHJzv/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

もしもでひらめくテディベアを使ったメッセージング

アイディアの発想法の1つに「もしも~だったら」と思考を進める「仮想」というものがあります。

別の人格・別の視点に立って物事を捉えなおしてみる手法です。

博報堂の木村健太郎さんらが書いた本にも分かりやすい例が載っていましたので、ちょっと拝借しますね。

(もしも)今の地球を宇宙から見たら、有限な資源とともに人が乗り込んでいる「銀河の船」に見えるだろう
⇒宇宙船地球号

視点を変えることで、全く別の価値観で物事を捉えなおすことが出来るため、新しい発想のヒントが生まれます。

子どもを持つ親の視点に立って考える

今回の施策のテーマは「子どもの窮状を世界に知って貰うこと」でしたね。

つまり、健康的な青春時代を失った子どもたちがいるんだということを伝えなければなりません。

このテーマに対して、キャンペーンを行ったチャリティー団体は上手く子どもの視点に立って考えることが出来ました。

(もしも)子どもなら、大事にしているおもちゃがなくなったら、何が何でも取り返したいと思うだろう。

→なくなったおもちゃはお金を払えば新しく買うことが出来るけど、なくなった青春時代は取り戻せない

⇒おもちゃを使って、取り戻せない青春時代をおくる子どもの現状を訴えよう

今回の施策ではさらに、

  • おもちゃの代表格として“テディベア”を使用した
  • SNSでの拡散を見越して、2000体の人形を路上に放置した

という工夫を付け加えることで、とてもインパクトがあるメッセージ訴求に仕上げています。

こういった啓発プロモーションは、いかに問題を自分事化して貰えるかがポイントになっていきますので、仮想という手法によって視点を変えて上手く物事を捉えなおすことはとても有効的だと思います。

さいごに

今回のプロモーション事例みたいなアイディアを思いつくようになりたい!

という方に向けてアイディアが思いつく様になる習慣についての記事もまとめましたので、良ければ見てみて下さいね。

あと、僕のTwitter(@marugomegannba)ではコミュニケーションプランナーとしての思考を発信していますので、
是非フォローをして役立ててください。

それではまた。

Let’s studying..!!

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